スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--)
スポンサー広告

山口県立新南陽高校へ行きました

                      DSC03174.jpg
7月9日、山口県周南市にある県立新南陽高校に民俗学の出張授業にうかがいました!        

                
 総合的な学習の時間で、「民俗・歴史研究」講座(村岡秀明教諭担当)を選択している1年生から3年生までの19人の生徒さんに、民俗学の授業を聞いてもらいました。

 1時間目は、「妖怪の出現と恐怖」と題して、生徒のみなさんにオリジナルの妖怪を作ってもらいました。
 妖怪「ピコロン」(落ち込んでいるときに、いつの間にか肩の上に乗っている妖怪)や妖怪「小石」(人をつまずかせて喜ぶ。何もないところでつまづくのはこの「妖怪小石」のせい)など、イラストつきの立派な??妖怪が完成しました。
どのような怖い体験・ふしぎな体験をもとにオリジナルな妖怪を作ったのかも、説明してもらいました。
 それを通して、近世に人々の怖い体験を下敷きに生み出された数多くの妖怪たちが、他の人々の共感をもって受け入れられ、活躍してきた様子を想像することができました。

2時間目は、「妖怪とからだ」と称して、安井が天理大学の学生向けに行なっている「民俗学と文化」の授業の一部を聞いてもらいました。妖怪や幽霊は、人間の身体のどの部分から侵入すると考えられていたのかを、民俗学が蓄積してきた資料を用いて分析しました。
詳しくは、安井眞奈美 2008「狙われた背中――妖怪・怪異譚からみた日本人の身体観」小松和彦還暦記念論集刊行会編『日本文化の人類学/異文化の民俗学』法蔵館の論文をごらんください。

新南陽高校の皆さん全員から、感想をお寄せいただきました。ほんとうにどうもありがとうございました!一部をご紹介させていただきます。

3年生Tさん
 今回「妖怪と身体」についてお話していただいて、知らないことばかりでとても楽しかったです。私は、妖怪や幽霊は身体のどこからか入ってきて憑くより、心に憑くのではないかと思います。心が弱くなったり、精神がよい状態でない時、変な行動をとったり、おびえて普通のものでも異常に見えてしまったりすることを、「憑く」というのではないかと思いました。(←スルドイですね!!安井)
 今回はわざわざ来てくださってありがとうございました。とても面白かったです。

3年生 Nさん
 オリジナルの妖怪を考えるのが楽しかったです。みんなが創った妖怪も数分でよくそこまで設定をつくれたなと思うほど、ユニークでかわいらしいのが多かったです。今まで民俗学は知っていたけれど、くわしくは知らなかったので、大学の民俗学の話はとても興味深かったです。次回も楽しみにしています(←ハイ、ぜひ次回もうかがいます!!)。
 

                                                      安井眞奈美



コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |
Page Top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。