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フランス滞在報告

安井眞奈美准教授が、2月15日から3月16日までの1ヶ月間、フランス高等社会科学研究院(ECOLE DES HAUTES ETUDES EN SCIENCES SOCIALES)からの招聘で、日本の<出産>文化について講義するため、パリに滞在。フランスの研究者、大学院生、学部生など、多くの方々に向けて研究成果を発表する機会に恵まれました。講義は以下の通り。

講義
①2月23日 フランス国立東洋言語文化大学(イナルコ)日本研究センター
Jean-Michel Butel ジャン=ミシェル ビュテル准教授の授業にて講義。
講義内容「胞衣(えな)の習俗の変容――子どもの分身から捨てる汚物へ」
日本学専攻の3,4回生の学生たちが、熱心に聴いてくれた。通常の授業では、『人生儀礼事典』(倉石あつ子・小松和彦・宮田登編 小学館)を読み、日本文化への理解を深めているとのこと。

②2月24日 フランス高等社会科学研究院Nilufer Gole教授・パリ第7大学 矢田部和彦准教授のゼミ「非西洋社会の近代化――トルコと日本」に参加。現在、フランスの大学は、サルコジ政権下で進められている民営化、独立法人化に強固に反対している。そのため、すでに独立法人化を終えた日本の大学で、いったいどのような弊害が生じているのかを「日本政府の教育改革による変化」と題して説明した。

③2月26日 フランス高等社会科学研究院 Antoinette Fauve-Chamoux 教授の「家族と社会」のゼミにて講義。
講義内容「妊婦分離埋葬習俗と出産観、生命観について」
“On Burial Customs, Maternal Spirits, and the Fetus in Japan”
安井の論文“Research Notes: On Burial Customs, Maternal Spirits, and the Fetus in Japan”(研究ノート:日本の葬送 習俗における妊婦の霊と胎児)2003年9月 , U.S.-Japan Women's Journal, A Journal for the International Exchange of Gender Studies (English Supplement) no.24をもとに、その後の研究の展開も含めて発表。

④2月27日 フランス国立東洋言語文化大学(イナルコ)日本研究センター
Jean-Michel Butel ジャン=ミシェル ビュテル准教授の授業にて講義。
講義内容「日本の産婆の近代」“The Age of Midwives in Japan”

⑤3月3日 パリ第7大学 Hayek Matthiasハイエク マティアス講師の授業にて講義
「水子供養のその後――産女から水子、ネット水子へ」

⑥3月6日 日仏天理文化協会にて講演
「日本の<出産>文化の変容――胞(え)衣(な)(胎盤)のイメージを中心に」

研究者の皆さんから、多くの有益なコメントをいただきました。
そのほか、フランス高等社会科学研究院のいくつかのゼミに参加したり、南フランスのトゥールーズで研究者との交流を深めたり、たいへん有意義な1ヶ月を過ごしました。この成果は、論文の形で報告するとともに、4月からの天理大学の授業に反映させたいと思います!

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