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震災5ヶ月

昨日、震災5ヶ月を迎えました。テレビなどのマスコミでもさまざまな報道がありました。

遅ればせながら報告ですが、8月2~5日、私(小田木)が在住する斑鳩町の社会福祉協議会が仕立ててくれたボランティアバスに参加して、岩手県大槌町に行って来ました。行き帰りとも車中泊、途中の1泊は大槌町からは車で約1時間半離れた遠野市のビジネス旅館でした。現地で実動したのは、8月3・4日の2日間だけです。

大槌町ボランティアセンターが用意して下さった我々の作業は、大槌川河川敷の菜の花プロジェクト用地の清掃でした。建物の清掃や側溝の泥かきなどの作業は、もうあまりないようです。菜の花プロジェクトについては、次のサイトを見て下さい。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110614-OYT1T00099.htm

津波によってがれきで埋まってしまった河川敷は、今は重機で整えられて、一見きれいです。ただし重機が踏み固めた表土にはガラス片などの危険物がたくさん混じっています。プロジェクトでは子どもたちに種まきをしてもらおうと考えておられるのですが、そのためには危険物を除去する必要があります。

固い表土を大バチや鶴嘴で掘り起こして、土を砕いて、危険物を探す。この作業、包含層を掘り下げて遺物を探す発掘調査での作業とまるで同じです。私の体にはすっかり馴染んだ作業でした。

P1020905.jpg

大バチを入れると、場所によっては臭いが立ちます。土中には、家屋の壁材や木くず・ガラス片、家電製品や食器・文房具の破片などさまざまなものが混じっています。割れ口はみんな新しい。破片を見つけるごとに、土を剥がしながらそれぞれの破片が経てきた過去をついつい探っています。意外な場面で自分が考古学徒であることを実感することとなりました。

P1020822.jpg

5ヶ月にしてようやくなのでしょうが、大槌町の多くの場所が更地のように片づいて見えます。でも、子どもたちが安心して触れる地面ではありません。そしてこれからが大変なんでしょうが、それでもいずれ街は復興し活気を取り戻すことでしょう。でも、地面の隅々から津波の痕跡がすべて消えることはないのだ。被災地の地面をほんの少し触っただけですが、こんな実感を持って奈良に戻ってきました。(小田木)


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