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シンポジウム「東日本大震災 奈良で考える復興と文化」

7月9日、奈良歴史研究会主催の公開シンポジウム「東日本大震災 奈良で考える復興と文化」が奈良女子大学で開催されました。

この研究室の卒業生で陸前高田市立博物館に勤める鈴木綾さんのコメントが紹介される予定になっていたこともあって、参加しました。

鈴木さんのコメントは、震災以後の陸前高田市立博物館の復旧活動のめまぐるしいさまと、現在抱える問題、この先懸念される点が簡潔にまとめられていました。現地の生の声は、参加者に鋭く伝わっていたと思います。

シンポジウムのメーンの報告は歴史資料ネットワークの活動についてでした。歴史資料ネットワークは阪神大震災以後、文献資料の救出活動をリードする活動を展開されていますが、今回もすばやい動きをされ、多くの史料を救出し保存処理されていることが紹介されました。ただしマンパワー不足・資金不足に苦労されていることも同時に訴えておられました。

このほか、奈良文化財研究所および文化財レスキューの活動についての報告、災害時に自治体の文化財担当者が立たされる過酷な環境についての報告などがありました。

また、今回の大震災では多くのものが失われたが、その中に「景観」という「ひとの歴史、時間のデザイン」も含まれており、その復元も非常に大事であるという報告もありました。次の津波被害を避けるために高所移転が検討されるのは当然だが、それによって失われるものは計り知れないという訴えもあり、実に考えさせられました。

「奈良で何ができるのか」という問の答えは簡単ではありませんが、今後も問い続けなければならないと気持ちを新たにしました。(小田木)

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