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テルの発掘調査

  イスラエルからの続きです。こちらは、日曜日から木曜日までが作業日で、アラブ系のワーカーの休日である金曜日と、イスラエル人の休日である土曜日(シャバット)が、調査団の作業の休みとなりますが、作業日は、集団生活のため、朝から夜までスケジュールがびっしりとつまっていて、ブログを更新する時間がなかなかありません。

 そこで、休日のうちに、発掘調査のことを少し書いておこうと思います。西アジアでは、新石器時代から鉄器時代にかけての多くの集落・都市遺跡がテル(アラビア語で丘の意味)になっていて、さまざまな時代の層が順番に積み重なっています。日本とは違って、建物の壁が石の基礎のうえに泥レンガを積み重ねた構造になっていますので、建物のプラン(平面系)をウォールの基礎石組みによって把握することができます。そうした建物が作られては壊され、また作られての繰り返しとなって、泥レンガの崩れた層がうずたかく積み重なってゆくことになるわけです。

 発掘調査では、各時代の建物の平面形を確認するとともに、断面(セクション)によって、層の積み重なりを確認し、写真や図面によって記録を残してゆくことになります。今年は、テル・レヘシュの第1期発掘調査の最終年度なので、これまでに発掘した建築遺構の初歩的な保存作業も平行して進めているところです。(K)

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発掘作業風景

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出土した円形石組  後期青銅器時代? おそらくオリーブ搾油施設と思われます。

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調査区のセクション

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出土した石敷きなどの遺構は、1/50の縮尺で実測作業をおこないます。

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実測作業の道具

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