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虫送り、初夏の水田

  今日も、梅雨空が続いています。夕方には、天理市内の山中にある山田地区にて、伝統的な「虫送り」の行事がおこなわれるとのことで、民俗学を専攻する研究室の学生が何名かで見学に出かけているようです。もしいい写真があれば、ブログで紹介してもらおうと思います。

  田園風景が広がる天理近辺ですが、田植えが終わったばかりの水田は、まだ苗が小さくて、水をたたえた池が広がっているように見えます。これからしばらく夏にかけては、雑草や害虫・害獣などの対処が農作業の焦点になってきます。農薬が発達している現代では「駆除」で片付けてしまいがちですが、かつての伝統的な稲作においては、害虫などの対策については、現代と共通する部分とそうでない部分があって、やはり異なる考え方があったものと思われます。今でこそ奈良県内では、山田地区にしか残っていない「虫送り」の行事ですが、かつては、県内各地の村々でふつうに行われておこなわれていたようです。

  現代に至るまで、「虫送り」のような伝統的な行事が存続してきた背景としては、いろいろな理由が考えられますが、ひとつには、個人的な意見ですが、技術が発達した現代においても、「虫送り」のような呪術の作用に何かしらの期待をする意識が人々のなかに存在するということがあるのではないでしょうか。(K)

山田の虫送り(天理市観光協会HP)

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明日香村の水田風景(飛鳥寺近傍)

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天理市乙木付近の水田風景

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