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一括遺物

 七支刀の特別拝観も最初の1週間が終わりました。私は、今日は朝から授業やその他の所用があり、現地にゆくことができませんでしたが、学生たちが、入れ替わり立ち替わり、身なりを整えて、いそいそと石上神宮に出かけて、今日も、解説ボランティアをつとめました。暑い一日でしたが、スーツを着ての解説は大変だったですね。お疲れ様でした。これからますます暑くなりますので、上着は襟付きの半袖のカッターシャツかポロシャツのようなものでいいのではないでしょうか。

 ところで、朝の1限目の考古学概論。今は、考古学と年代の話をしています。考古学にとって、年代をどのように扱うのかということはもっとも基本的な事柄ですので、時間をかけて進めています。今日の授業では、考古学で重要な「一括遺物」という用語に触れました。これは、住居や溝・穴・埋葬施設などの「遺構」において、同時に埋没し、同時期性が高いと判断される「遺物」のまとまりを指します。

 昨日の加藤さんの授業では、戊辰戦争の沈没船の話が出てきましたが、水中考古学において、海中の沈没船などで見つかる積み荷、あるいはイタリアのポンペイのように火山灰で一瞬のうちに埋まってしまった家から見つかる土器群などは、同時性が高く、きわめて良好な一括遺物となるわけです。そうしてみると、今、ニュースになっている韓国の哨戒船「天安」と魚雷(かなり錆びているように見える)などは、ある意味、水中考古学の領域ですが、考古学的に見ると果たして両者が「一括遺物」といえるのかどうか、、と考えてみたりします。

 夕方は、16:30から入試関係の会議があり、受験生にどのように大学の魅力を伝えてゆくかということなどが問題になりました。このブログを読んで、天理大学に関心をもってくれる高校生が少しでもいてくれればいいのですが。気がついてみると、終わったのが19:00を過ぎていました。疲れました。(K)

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