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多国語表記の解説板

 天理参考館の学芸員を長く勤め、数年前に大阪大谷大学に転出されたT先生から、飛鳥資料館に関するブログの記事に関連して、奈良県内の博物館における外国語解説が貧弱な状況にあることをメールでご指摘をいただきました。外国人観光客の誘致を国策とするのなら、早く改善してほしいというT先生のご意見はまさにそのとおりだと私も思います。
 
  T先生によると、九州の伊都国歴史博物館では常設展示のすべてに4ケ国語解説が実現していて、わが天理市でも赤土山古墳で、今回、おそらく奈良では初の4ケ国語解説が設置されたとのことです。それに比べると、天下の奈文研の展示、しかも特別展だけでなく常設展にも日本語の解説しかないのはやはり残念と言わざるを得ないのではないでしょうか。「飛鳥・藤原の宮都と関連資産群」は、世界遺産の登録をめざしているのですから、対応が必要なのではと思います。

 伊都国歴史博物館HP

 飛鳥資料館HP

  一方、天理市は、これまで遺跡の解説板が貧弱でしたが、教育委員会、とくにMさんやIさんたちの努力により、ここ1,2年の間に、赤土山古墳以外にも、峯塚古墳、西乗鞍古墳など、新しく解説板が設置されて、うれしく思っています。峯塚古墳の解説板には、天理大学の歴史研究会が作成した報告書に掲載の測量図面がクレジット入りで使用されています。こちらは日本語だけで、英語表記はありませんが。

 下の写真は、T先生からお送りいただいた伊都国歴史資料館と天理市赤土山古墳の解説パネル写真、私が撮影した関連写真です。(K)

s-SANY0235伊都国歴史博物館1階常設展示室(100325)-2

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s-P1040008.jpg
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卒論演習、春学期も折り返し

 水曜日は、午前に卒業論文演習があり、4年生が集まります。卒業論文は、原稿用紙換算で、50枚程度の論文を図表などの資料を添えて、12月半ばに提出するのですが、この演習は、それに向けて、論文の分野やテーマごとに分かれて、指導教員のもと、発表をしたり、指導や助言、ときには叱咤激励を受けたりするわけです。

 考古学・民俗学専攻は、かねてより卒業論文の作成を重視し、綿密な指導体制をとっていますが、それは、卒業論文というものが、大学での4年間の勉学の総仕上げであると考えているからです。つまり、大学院に進学したり、あるいは卒業後も専門分野に関わる分野に携わる人にとっては、卒業論文はその後の自らの基礎となりますし、就職をして、専門とは離れた分野に従事する人にとっても、卒業論文作成のプロセスを通して、仕事を進めてゆく上で重要な、企画・決定、計画・立案、情報の収集と分析、資料の準備、発表やプレゼンテーション、定式的な文章の作成、連絡・相談(コミュニケーションの基本ですね)などなど、実社会でも役に立つ多くの事柄を学ぶことができると考えているからです。
 
 毎週水曜日の卒業論文演習は、こうしたプロセスを、ペースを整えて計画的に進めてゆくうえで重要な科目となります。なので、学生には、極力欠席することのないように指導をおこない、自分の発表のない時にも、参加して、他の人の発表やそれについての教員のコメントから、ヒントを得たり、学んでほしいと思っています。ただ、4年生については、一方では、就職環境が非常に厳しく、就活を同時並行で進めなくてはなりませんので、本当に大変だと思います。

 気がついてみると、春学期の演習も今週で前半が終了。折り返し地点に到達しました。考古学を専攻する学生は、6月の6日、7日に橿考研に教員共々お邪魔をして、図書室を利用させてもらう予定です。それに向けて、来週までに、文献リストのアップデートをして、提出をするというのが宿題になっています。橿考研が学生に対して、図書室を開放してくれているのは本当に助かります。考古学の発掘調査報告書などは、研究室にはないものがどうしてもありますので。

  写真は、今年度の卒業論文仮題目の一覧です。正式題目は、卒業論文演習のなかで主査の教員の指導のもとに最終決定をおこない、6月30日に提出です。(K)

s-P1040680.jpg



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