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シンポジウム「稲作農耕社会の祭祀と儀礼-韓日中比較-」

12月19日、韓国の国立光州博物館で開催された国際シンポジウムに桑原が参加してきました。光州市で発掘された新昌洞遺跡について理解を深めることが目的です。稲作農耕社会の祭祀と儀礼を考えるために、韓中日の研究者が集まり、私は日本の事例を報告してきました。シンポジウムでは、稲作農耕儀礼を通して、時として荒ぶる自然と上手につきあってきた韓中日それぞれの歴史と知恵を垣間見ることができました。
 それにしても、博物館に展示されている新昌洞遺跡(青銅器時代~初期鉄器時代)の木製品を初めとした数々の遺物は素晴らしく、たいへん参考になりました。全羅南道の現在の農耕儀礼についての紹介と分析も興味津々。雲南をはじめとした中国南部の銅鼓についての報告も、もちろん興味深く、銅鐸との共通点と相違点について改めて考えさせられました(K)

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 山崎先生が紹介された菜畑、板付の事例からは、韓半島からもたらされた稲作農耕文化は、初期段階で、すでに祭祀や儀礼などの要素を含んでいたことがよくわかりました。
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京都人類学研究会12月例会(12月19日)にて安井が発表

直前のお知らせです。

明日、12月19日(金)、京都人類学研究会12月例会にて
安井眞奈美が発表します。

どなたでも、ふるってご参加ください。

日時: 12月19日(金) 18時30分~(開場18:00)
場所: 京都大学人文科学研究所4階大会議室
     http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/access/access.htm
発表者: 安井眞奈美 天理大学文学部教授 
発表タイトル: 「出産・産後の文化人類学――誰とどこで産むのか」
コメンテーター: 松岡悦子 奈良女子大学生活環境学部教授

当日資料代 200円
お問い合わせ 京都人類学研究会事務局(kyojinken2014@gmail.com)




新聞記事追加

研究室の安井が、「生み育てやすい社会とは」と題して、
お茶の水女子大学名誉教授の波平恵美子先生とお話しし
読売新聞に掲載されました。
20140805読売新聞

中国調査に行って来ました

小田木は、8月4日~13日、中国に調査に行って来ました。

これは国の科学研究費(基盤C)「東アジア飾り帯文化の生成過程」によるもので、泉屋博古館の廣川守さん、奈良文化財研究所の菊地大樹さんにも同行して頂きました。
スケジュールはざっと以下のごとくです。

8月4日、中国内蒙古自治区オルドス市に移動。
8月5日、オルドス青銅器博物館にて資料調査。共同研究者である王志浩館長、および白煜慧氏とともに。
8月6日、オルドス博物館にて資料調査。オルドス博の李鋭館長が応接。のち、寧夏回族自治区銀川市に移動。
8月7日~11日、寧夏文物考古研究所、羅豊所長のお世話で、馬焼玲氏とともに自治区内の資料の調査。
  7日、寧夏博物館
  8日、寧夏固原博物館
  9日、秦長城遺跡・楊郎馬荘墓地、彭陽市文物管理所
  10日、中衛市文物管理所
  11日、西夏王陵・賀蘭山岩画遺跡
8月12日、北京に移動。8月13日、帰国。

日本に比べて涼しい現地でとても充実した調査を行えたと思っていますが、実際なかなかハードでした。
帰国後ちょうど1日でダウン、でも今日の午後には復活しました(^_^)。(O)

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西夏王陵

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賀蘭山岩画遺跡

1月27日(日)の公開講座のご案内

寒い日が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

来る1月27日(日)に、奈良県立図書情報館にて、

「~地域資料と地域文化への誘い~ 平成24年度 奈良県図書館協力地域資料研究会」の公開講座が開かれ、本専攻の安井眞奈美が発表します。

よろしければ、ふるってご参加ください。

平成24年度 奈良県図書館協会地域資料研究会 公開講座のご案内
「奈 良 県 風 俗 誌」 を 読 む――明治・大正初期の出産・育児                             講 師:天理大学文学部教授 安井 眞奈美

平成25年1月27日(日)
 13:30 受付
 14:00  開会挨拶 / 講演 / 質疑応答(16:00終了予定)
 於 奈良県立図書情報館  1F交流ホール

 

大和学への招待 10月27日(土) いよいよ最終回

大和学への招待
第5回目は10月27日(土) 齊藤純教授(考古学・民俗学専攻)による

「大和の伝説―山が争う話と天狗さんの石合戦」です。

場所:奈良県中小企業会館
時間:13時30分~15時00分

ふるってご参加ください。


これまですでに、第2回 山本忠尚元教授(考古学・民俗学専攻)「大型鏡が多いのはなぜ―正倉院宝物の魅力」にも133名の方にご参加いただいております。


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第3回 10月13日(土) 谷山 正道教授(歴史学専攻) 「近世の旅と大和めぐり」
第4回 10月20日(土) 吉井 敏幸教授(歴史学専攻) 「戦中戦後の奈良の文化財」

にも多数のご参加ありがとうございました。



震災一年 陸前高田市訪問

先日、3月11日に行われた
東日本大震災津波岩手県・陸前高田市合同追悼式にあわせて、
震災後、初めて陸前高田市に寄せてもらいました。
考古学・民俗学研究室の卒業生で、
陸前高田市立博物館の学芸員の鈴木綾さんに会ってきました。
彼女は、被災後の博物館で、修復作業に全力で取り組んでいます。

3月10日午後8時20分、
大阪難波から出発した夜行バスは、
明朝8時30分に無事、仙台駅前に到着。
その後、午前9時に気仙沼・大船渡行きの高速バスに乗り換えました。
仙台から東北自動車道を北上、
一関より東へ向かい、気仙沼市内にさしかかったころから、
風景が一変しました。
市内の目抜き通りの両側に、津波で押し流された船が、
そのまま横たわっていました。
陸前高田市内に入ると、津波の被害を受けた市街地は、
見渡す限りの平地と化していました。
ところどころ、瓦礫が積み上げられて、
小高い山ができていました。

バス停に迎えに来てくれた鈴木さんが、
陸前高田市立博物館を案内してくれました。
まわりには、博物館と図書館、体育館のほか、
ほとんど何も残っていませんでした。
改めて、津波の恐ろしさを感じました。

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写真 右側の茶色の建物が高田市立博物館

廃墟となった博物館の中を、
一部屋ずつ丁寧に案内してもらい、
再開にむけての作業が山積みになっていることを痛感しました。
これまで、考古学・民俗学研究室からも、
皆さんのご協力のもと、高田市立博物館に、
支援物資や図鑑などを送らせてもらいましたが、
改めて、そうした活動を続けていくことの大切さを感じました。

鈴木さんといっしょに、高田松原の「奇跡の一本松」まで歩いて行きました。
かつて2kmにわたって7万本植えられていたという松原の、
津波で一本だけ残った、あの松です。
鈴木さんは、地元にいながら、忙しくて近くまで行く暇もなかったとのことでした。
根腐れが心配されていますが、一本松は、人々の希望の象徴として
高くそびえていました。

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そのあと、鈴木さんと一緒に、
追悼式に参列しました。

今年、5月12日(土)に開催が予定されている考古学・民俗学談話会に、
ゲストスピーカーとして鈴木綾さんが来てくれることになりました。
震災後の高田市立博物館での作業の様子を発表してくれます。

詳細は、改めてお伝えいたしますので、どうぞ皆様、
ふるってお越しくださいませ。

考古学・民俗学研究室では、
高田市立博物館に支援物資を送る活動を今後とも続けていきますので、
引き続きご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(安井)

震災5ヶ月

昨日、震災5ヶ月を迎えました。テレビなどのマスコミでもさまざまな報道がありました。

遅ればせながら報告ですが、8月2~5日、私(小田木)が在住する斑鳩町の社会福祉協議会が仕立ててくれたボランティアバスに参加して、岩手県大槌町に行って来ました。行き帰りとも車中泊、途中の1泊は大槌町からは車で約1時間半離れた遠野市のビジネス旅館でした。現地で実動したのは、8月3・4日の2日間だけです。

大槌町ボランティアセンターが用意して下さった我々の作業は、大槌川河川敷の菜の花プロジェクト用地の清掃でした。建物の清掃や側溝の泥かきなどの作業は、もうあまりないようです。菜の花プロジェクトについては、次のサイトを見て下さい。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110614-OYT1T00099.htm

津波によってがれきで埋まってしまった河川敷は、今は重機で整えられて、一見きれいです。ただし重機が踏み固めた表土にはガラス片などの危険物がたくさん混じっています。プロジェクトでは子どもたちに種まきをしてもらおうと考えておられるのですが、そのためには危険物を除去する必要があります。

固い表土を大バチや鶴嘴で掘り起こして、土を砕いて、危険物を探す。この作業、包含層を掘り下げて遺物を探す発掘調査での作業とまるで同じです。私の体にはすっかり馴染んだ作業でした。

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大バチを入れると、場所によっては臭いが立ちます。土中には、家屋の壁材や木くず・ガラス片、家電製品や食器・文房具の破片などさまざまなものが混じっています。割れ口はみんな新しい。破片を見つけるごとに、土を剥がしながらそれぞれの破片が経てきた過去をついつい探っています。意外な場面で自分が考古学徒であることを実感することとなりました。

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5ヶ月にしてようやくなのでしょうが、大槌町の多くの場所が更地のように片づいて見えます。でも、子どもたちが安心して触れる地面ではありません。そしてこれからが大変なんでしょうが、それでもいずれ街は復興し活気を取り戻すことでしょう。でも、地面の隅々から津波の痕跡がすべて消えることはないのだ。被災地の地面をほんの少し触っただけですが、こんな実感を持って奈良に戻ってきました。(小田木)

中国調査に行って来ました

 教員の山本と小田木は、8月17日~26日、中国の河北省邯鄲から河南省安陽を中心に調査旅行を行いました。今回は京都橘大学の王衛明先生、同大学大学院生の袁香さん(天理大学考古学・民俗学卒業生)と合同で、とても有意義な成果を得ました。

訪れた施設・遺跡は次の通り。
 北京:中国社会科学院考古研究所・北京首都博物館(考古所60年成果展「考古中華」)
 石家荘:隆興寺・石家荘市博物館
 邯鄲:邯鄲市博物館・邯鄲市文物保護研究所・磁州窯博物館・磁県北朝墓群・南響堂山石窟・北響堂山石窟・社会科学院考古研究所鄴城工作隊・鄴城三台遺跡・北朝仏寺塔基址遺跡
 安陽:中国社会科学院安陽工作隊・殷墟博物館・殷墟西北岡王陵遺跡・西高穴墓(曹操墓)・宝山霊泉寺石窟・小南海石窟・修定寺仏塔・中国文字博物館・安陽市博物館

10-1247.jpg 南響堂山石窟

10-1318.jpg 鄴城三台遺跡

10-1384.jpg 殷墟博物園

10-1513.jpg 西高穴墓(曹操墓)の前

10-2141.jpg 中国文字博物館

10-2096.jpg 徐天進氏(北京大学)らと安陽工作站にて

10-2079.jpg 現地の研究者との親睦(邯鄲市)

テル・レヘシュ発掘調査続報

 残暑お見舞い申し上げます。ブログの更新が出来ないまま、お盆が過ぎ、8月も残りあと1週間となっています。こちらでは、テル・レヘシュ発掘調査の現場作業が先週で終了し、今週は、土器や石製品などの実測作業、調査記録(ダイヤリ-)の整理などの室内作業に追われています。

 参考館のメンバ-も週末に帰国の途につき、無事に日本に到着したとの知らせがありました。調査団には、天理関係者は私の他、学生2名が残っていますが、みな元気にしています。(K)

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