第23回談話会 & 研究室20周年記念講演会

先日、5月12日に第23回天理考古学・民俗学談話会、天理大学考古学・民俗学研究室20周年特別講演会を天理大学ふるさと開館にて開催いたしました。

 考古学・民俗学研究室の卒業生、在校生をはじめ、各地で発掘調査や文化財行政に関わっておられる方々、考古学、民俗学に興味をお持ちの方々など、たくさんのみなさんにお越しいただきました。ありがとうございます。

プログラムは以下のとおりです。

第1部
1、桑原久男(天理大学考古学・民俗学研究室)
「天理の考古学、その伝統と新たな展開」

2、安井眞奈美(天理大学考古学・民俗学研究室)
「天理大学の民俗学20年」

3、山内紀嗣(天理大学附属天理参考館)
「イスラエルにおける発掘調査の20年」

4、小林善也(土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム学芸員)
「土井ヶ浜遺跡研究の現在と展望」

5、鈴木 綾(陸前高田市立博物館学芸員)
「陸前高田市立博物館の復興にむけて」

第2部
金関 恕(天理大学名誉教授・前大阪府立弥生文化博物館館長)
「研究室設立20周年、回顧と展望」

 
 桑原・安井は、研究室20年の成果を発表、山内紀嗣さんは、本研究室に関わりの深いイスラエル調査の概要を紹介されました。
小林善也さん(卒業生)は、弥生人の人骨が大量に出土し、考古学史上の大発見となった土井ヶ浜遺跡のこれまでの研究を、丁寧に解説してくれました。 
今年の民俗学実習で、土井ヶ浜遺跡を訪れる予定です。
鈴木綾さんは本研究室を卒業後、昨年4月に陸前高田市立博物館の学芸員として赴任しました。発表では、被災後13ヶ月にわたる復興の過程を、写真もまじえて詳細に報告し、万一の災害に備えた具体的な案を出してくれました。

最後に、鈴木さんより考古学・民俗学研究室をはじめ、学長先生、教職員、学生の皆さんに復興支援へのお礼の言葉が述べられました。

発表を聞いていた学生からは、「これほどひどいとは思わなかった」という驚きの声が聞かれました。

休憩時間を利用して、天理大学附属天理図書館の特別展も見学しました。

第2部は、天理大学名誉教授・前大阪府立弥生文化博物館館長の金関恕先生による、「研究室設立20周年、回顧と展望」と題した記念講演でした。
考古学がどんなにおもしろい学問なのか、自らの生い立ちを振り返って、わかりやすくお話されました。
新入生は「わくわくしました!」と後から感想を話してくれたように、
みな、金関先生のお話に魅了されました。

その後、参加者全員で記念撮影。

学生食堂での懇親会は、金関先生を囲んでおおいに盛り上がりました。

なお、陸前高田市立博物館の復興への募金は、当日だけで58,775円集まりました。これまでの募金とあわせた85,404円を、鈴木綾さんを通して、陸前高田市立博物館へ送ります。

改めて、みなさんのご協力に心より感謝いたします。


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西山古墳3次元レーザースキャニング測量の成果報告

杣之内古墳群研究会と国際日本文化研究センターとで共同調査した、西山古墳の3次元レーザースキャニング測量の成果(中間報告)を報道関係に発表しました。

4紙に掲載されました。
紙面の内容は、以下のURLで見ることができます(紙名50音順)。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120425/wlf12042508420002-n1.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000574-san-soci

奈良新聞
http://www.nara-np.co.jp/20120425093237.html

毎日新聞
http://mainichi.jp/area/nara/news/20120425ddlk29040510000c.html

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20120424-OYT8T01206.htm

下は報告会の様子です(4月24日、考古学実習室にて)。

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新入生歓迎お花見会 +α

毎年恒例の、新入生歓迎お花見会がありました。

あいにくの悪天候のため、考古学実習室での花なしのお花見会となりましたが、新入生・在学生、そして卒業生がたくさん集まってとても賑やかでした。
ビンゴ大会などの催しもあって、みんなうち解けて楽しみました。

なお最後の写真は、その数時間前、博物館実習で天理参考館を見学している様子です。
開催中の「大布留遺跡展」の見学では、展覧会を担当された日野宏先生から直接解説をうかがうことができました。(O)

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第23回 天理考古学・民俗学談話会ご案内

第23回天理考古学・民俗学談話会のお知らせです。

今回は、2012年3月末に天理大学考古学・民俗学研究室が設立20周年を迎えたのを記念し、
金関恕先生をお迎えして、以下のような記念講演を企画しました。

どうぞふるってご参加ください。

第23回 天理考古学・民俗学談話会
天理大学考古学・民俗学研究室20周年特別企画

金関恕先生 「研究室設立20周年、回顧と展望」

[日時] 2012年5月12日(土)13:00~18:00(開場12:30~)
[会場] 天理大学9号棟(ふるさと会館)
[資料代]500円

プログラム第1部 第23回天理考古学・民俗学談話会

13:00~ 開会挨拶
13:15~ 桑原久男(天理大学考古学・民俗学研究室)
        「天理の考古学、その伝統と新たな展開」
13:45~ 安井眞奈美(天理大学考古学・民俗学研究室)
        「天理大学の民俗学20年」
14:15~ 山内紀嗣(天理大学附属天理参考館)
        「イスラエルにおける発掘調査の20年」
14:45~ 小林善也(土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム学芸員)
        「土井ヶ浜遺跡研究の現在と展望」
15:15~ 鈴木 綾(陸前高田市立博物館学芸員)
        「陸前高田市立博物館の復興にむけて」
15:45~16:15 休憩

プログラム第2部 天理大学考古学・民俗学研究室20周年特別企画
      
16:15~ 金関 恕
      「研究室設立20周年、回顧と展望」
17:45~ 閉会挨拶

18:00~ 懇親会 学生食堂

多くの方々のご参加をお待ちしております。

入学式

4月1日、2012年度入学式が行われました。
入学生のみなさん、おめでとうございます。

研究室には、新たに21期生29人が加わりました。
よろしくお願いします。

日曜日にかかわらず、入学式が執り行われて、新年度が始まりました。
早くも5日(木)から授業です。
学生のみなさんは、まずは履修登録ですね。
どうか間違いのないように……。(O) 


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卒業式

22日、天理大学第60回卒業式が行われました。

研究室からは17期生、21名がめでたく卒業を迎えました。

10時から卒業式、その後神殿参拝、専攻ごとのオリエンテーション、ふるさと会祝賀会、と例によって盛りだくさん。
またさらに夕刻には、卒業生が謝恩会を催してくれました。ありがとうございました。

卒業生のみなさん、折々のたより、待ってますよ(^_^)v

今回もまた、ろくな写真が撮れていません。すみません。(O)

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西山古墳の3Dレーザースキャニング測量

西山古墳の3次元レーザースキャニング測量を行いました。

これは、天理大学を中心とする杣之内古墳群研究会と、国際日本文化研究センターの宇野隆夫先生のチームとの共同調査の形で行ったものです。

1秒間に何万発ものレーザー光線を当てて、古墳の表面を嘗めるようにして計測してゆきます。

古墳の表面をできるだけ正確に記録するために、草などの障害物はなるべく除去するようにしました。
かなりの重労働でしたが、学生のみなさんはとてもよく頑張ってくれました。

少しでもよい計測ポイントを求めて、天理中学校にお願いして4階の部屋をお借りすることもできました。
このほか、天理大学馬術部、天理高校柔道寮、また勾田町にもお世話にもなりました。
調査中、NHK、奈良新聞、産経新聞の取材を受けました。

計測したデータは加工が必用で、古墳の全体像が現れるには少し時間がかかります。
測量結果をどう解釈するか、これにも時間が必用で、まだまだ楽しみが続きます。(O)

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震災一年 陸前高田市訪問

先日、3月11日に行われた
東日本大震災津波岩手県・陸前高田市合同追悼式にあわせて、
震災後、初めて陸前高田市に寄せてもらいました。
考古学・民俗学研究室の卒業生で、
陸前高田市立博物館の学芸員の鈴木綾さんに会ってきました。
彼女は、被災後の博物館で、修復作業に全力で取り組んでいます。

3月10日午後8時20分、
大阪難波から出発した夜行バスは、
明朝8時30分に無事、仙台駅前に到着。
その後、午前9時に気仙沼・大船渡行きの高速バスに乗り換えました。
仙台から東北自動車道を北上、
一関より東へ向かい、気仙沼市内にさしかかったころから、
風景が一変しました。
市内の目抜き通りの両側に、津波で押し流された船が、
そのまま横たわっていました。
陸前高田市内に入ると、津波の被害を受けた市街地は、
見渡す限りの平地と化していました。
ところどころ、瓦礫が積み上げられて、
小高い山ができていました。

バス停に迎えに来てくれた鈴木さんが、
陸前高田市立博物館を案内してくれました。
まわりには、博物館と図書館、体育館のほか、
ほとんど何も残っていませんでした。
改めて、津波の恐ろしさを感じました。

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写真 右側の茶色の建物が高田市立博物館

廃墟となった博物館の中を、
一部屋ずつ丁寧に案内してもらい、
再開にむけての作業が山積みになっていることを痛感しました。
これまで、考古学・民俗学研究室からも、
皆さんのご協力のもと、高田市立博物館に、
支援物資や図鑑などを送らせてもらいましたが、
改めて、そうした活動を続けていくことの大切さを感じました。

鈴木さんといっしょに、高田松原の「奇跡の一本松」まで歩いて行きました。
かつて2kmにわたって7万本植えられていたという松原の、
津波で一本だけ残った、あの松です。
鈴木さんは、地元にいながら、忙しくて近くまで行く暇もなかったとのことでした。
根腐れが心配されていますが、一本松は、人々の希望の象徴として
高くそびえていました。

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そのあと、鈴木さんと一緒に、
追悼式に参列しました。

今年、5月12日(土)に開催が予定されている考古学・民俗学談話会に、
ゲストスピーカーとして鈴木綾さんが来てくれることになりました。
震災後の高田市立博物館での作業の様子を発表してくれます。

詳細は、改めてお伝えいたしますので、どうぞ皆様、
ふるってお越しくださいませ。

考古学・民俗学研究室では、
高田市立博物館に支援物資を送る活動を今後とも続けていきますので、
引き続きご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(安井)

山本先生退任記念パーティー

3月10日、山本忠尚先生の退任記念パーティーが、上本町の某会場で行われました。

これは山本先生を慕う卒業生の手になるもので、たくさんの出席者が集まる盛大なものでした。

天理大学雅楽部の演奏をBGMに現れた先生と奥さまは、最初はおとなしく座っておられましたが、じきに人の群れにすっかり溶け込んでおられました。

金関恕先生、川村邦光先生もお出でになって、同窓会さながらの楽しい会でした。

これを書いているOはすっかりお客様でしたので、何人集まったのかもよく分からず、ろくな写真も撮れておりません。すみません。

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西山古墳、杭打ち、レーザースキャナ測量

キャンパス内にある全長180mの西山古墳。来週13日~15日、日文研の宇野先生との共同研究の形で、3次元レーザースキャナによる測量調査をおこないます。史跡ですので、現状変更の手続きを経て、今日はそのための杭打ちの作業をおこないました。当初は、トータルステーションによる測量を計画していたのですが、宇野先生のご協力を得て、70年代の1mピッチの平板測量図から一足飛びをすることになりました。

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